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祇園祭で大渋滞の京都市内

皆さんこんばんはー。京都部長です。
先日7月1日から祇園祭が始まり、様々な神事が行われて来ました。
昨日7月10日からは先祭の鉾建が始まり、道路は大渋滞😞💦
この時期の街への車の流入は、皆様ご遠慮くださいませね。

さて、この山鉾建。鉾は地面から屋根までが約8メートル、シンボルの鉾頭まで一番高いもので25メートルあります。
重さは最重量のもので12トン。これに、巡行の際は囃子方や屋根方が50名近く乗り込むわけです。
その重さを支えるのが、釘を使わず、荒縄で固定する職人技✨

美しいですよね。
この縄が、重い鉾の衝撃を吸収し、ある程度のあそびがあるため鉾がしなり、材木が折れたりしない仕組みになっています。
正に用の美。14日には豪華な懸装品で覆われ、見えなくなるのですが、この仕上がりの美しさを職人さんたちは誇りにし、毎年作業されています。これぞ日本文化だと思います。
この土台はほぼ1日で仕上げ、今日はそれぞれの鉾のシンボルである真木が建てられました。
真木には、榊があしらわれ、鉾頭がとりつけられています。
写真は、行列が始まる前、太平の舞を舞い、四条通りに張られた注連縄(結界)を解く唯一の生き稚児が乗る「長刀鉾」です。

ドーン!


鉾頭の長刀にご注目❗
刃が御所、つまり天皇のお住まいには向かないように取りつけられています。
明日からは、鉾よりは小ぶりの山建が始まります。
それぞれ素晴らしい懸装品が懸けられ、夜は提灯が灯り、とても豪華なお祭りになります。
いろいろご紹介しますので、京都部長blogをお楽しみに😃🎶