じぇ?「まめぶ汁」ってなんだべか???
じおっはー!
じおりんこと「可愛すぎない海女」の藤織ジュンです(*^^)v
今回は「まめぶ汁」についてです!
知ってる方もあらためて見てけでぇ♪
先日(12月3日4日)開催された
「B-1グランプリスペシャルin東京・臨海副都心」では
岩手県久慈市から、地域おこし団体『久慈まめぶ部屋』が出展し、
久慈まめぶ汁を提供しておりました。
惜しくも入賞は逃しましたが・・・・・
たくさんの方にまめぶ汁を味わっていただき、
ほっこりしてもらえました(●^^●)
藤織も久慈市及びまめぶ汁PRに行ってきました♫
岩手県久慈市の郷土料理「まめぶ汁」
元々は久慈市と合併する前の山形村(現:山形町)の郷土料理でした。
「まめぶ」という可愛い名前の由来ははっきりしておらず、
「まめまめしく健康に」という意味であるとか、
形が似ている「まり麩」からなまってついた、など言われています。
歴史は古く、なんと江戸時代から食べられていたそうです\(‘jjj’)/
元禄時代、「百姓は麺類を食べてはならない(=贅沢品だから)」というお達しがあり、
小麦粉を練ったものを丸めて団子状にし、汁に入れて食べたのが始まりとされています。
(丸くすれば麺じゃないもんね!!)
こちらは「炭々館」(岩手県久慈市山形町川井8-22-3)のまめぶです。
まめぶがラグビーボール型なのが特徴です。
現在、久慈市にはいろいろなまめぶ汁がありますが、基本的なものを紹介します!
★☆基本的な作り方★☆
昆布や煮干しのお出汁に
お野菜(人参、ゴボウ、かんぴょうなど)、焼き豆腐、しめじ(しいたけ)と
『まめぶ』…小麦粉(+だんご粉)を練ったものにクルミと黒糖を中に入れて団子状にしたものを入れて
煮込みます。
醤油で味付けし、
まめぶが浮いてきたら火が通った証拠です!
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
汁はしょっぱいのに、まめぶを噛むと中からはほんのり甘い味が出てきます。
なんとも不思議なお味ですが、一度食べたら癖になる、
という人が後を絶ちません。
私も大好きでよく食べます。
お野菜がたっぷり摂れるのも魅力です(^□^)
一番上のまめぶ写真は「おおみ屋」さんのまめぶ汁です。
おおみ屋(岩手県久慈市長内町第34地割26−1)
まめぶ汁は昔には冠婚葬祭に食べられることが多く、
葬儀などでは動物性のものを入れないなどの配慮があったそうです。
まめぶの大きさもおめでたい時は大きかったのだとか。
ちなみに地域によってはまめぶに黒糖やくるみを入れないところもあるそうです。
久慈弁で
「くるみあんじゃす(=クルミの味がする)」
と言えば
「美味しい」
の意味があります。
くるみは貴重で、美味しいものの象徴だったようです。
さむ~い東北で心も体も温まる『まめぶ汁』
心ほっこり、くるみあんじゃす♡♡♡
藤織ジュン