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大崎八幡宮

年末年始は例年通り、主人の実家と自分の実家と数日ずつ過ごしておりました。結婚以来、変わりなくそんな年越しを過ごしておりますが・・・震災以降、穏やかに家族で過ごせることを’幸せ’だと感じられるようになりました。

さて、仙台には大崎八幡宮という神社があります。
そちらの神事として最も有名なのが1月14日に行われるどんと祭です。

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16時の火入れ頃に家族で足を運んだのですが、参道には裸参りをする地元企業の団体(男性は上半身裸、女性も白装束のみ)で溢れかえっていました。寒波に見舞われた極寒の中、震えながらも凛々しく階段を登っていく姿が印象的でした。境内には燃えたぎる炎がパチッパチッとすでに暗くなりつつある空に向かって火の粉を撒き散らす様は幻想的でした。
私もお正月飾りを火入れし、新たに始まる一年を平穏に過ごせますようにと祈りを捧げてきました。

守りたい文化というのはどの地域にも必ず存在しているかと思います。
特に神事に足を運ぶということは、気持ちを引き締め、生身の自分と向き合う時間を持つ、日本人の誇るべき文化だと改めて気付かされました。