【 宿場町と桜の美しい新庄村から 】
岡山県の西北端「日本で最も美しい村」にも選ばれた
新庄村からもうすぐ開花の桜情報をお届けします♪
新庄村で桜といえば宿場町の街道沿いの桜並木。
現在の村役場の南には旧出雲街道が通っていました。
大昔は出雲と大和を結び、山陰の鉄が運ばれた道。
そして江戸時代には出雲大社へのお参りや参勤交代で
使われた道でもあります。
街道の途中に宿泊施設として整備された宿場町の
1つが「新庄の宿」ここは山陰の大名・松江藩
(現在の島根県松江市)がよく利用していたそうです。
その島根県から伝わってきた赤茶色の石州瓦の色合いが
美しく、宿場町の面影を色濃く残す街道沿い約360メートルに
明治39年・137本のソメイヨシノが植えられました。
約5,4メートル毎に植樹された桜はその由来から
【がいせん桜】と呼ばれています。
樹齢100年を越える古木が並びます。
地元の方によると毎年4/20頃には満開を迎えるそうです。
今日(4/14)はまだつぼみがふくらんで開花を今か今かと
待っている状態でした🌸
明後日4/16日には【がいせん桜まつり】が開かれます。
街道沿いでは軒先にお店が並びお客様を迎える準備が
進んでいましたよ♪
私は新庄村自慢のもち米・ヒメノモチでつくった甘酒を♪
お、おいしい!ヒメノモチの特徴である甘さがほんのりと!
あっさりして飲みやすい!
そして、お昼には大好きなお蕎麦と葉わさび入りの巻き寿司
をいただきました。
美しく景色とおいしい食事…最高です♪
がいせん桜の開花は例年に比べ少し遅く
満開までには後1週間程と予想されていますが
反対にいい情報をゲットしてきました!
毎年、がいせん桜より遅れて咲く新庄川沿いのしだれ桜。
このしだれ桜ががいせん桜とともに咲く姿が
見られるかもしれないと!
これは、期待しちゃいますね🌸
新庄村は私が初めて訪れた時からファンになってしまった
村です。その理由は村役場に誇らしげに掲げられている
「村民一家族」のスローガン。
岡山県には27の自治体がありますがそのうち村は2つ。
新庄村は明治に市町村制ができて以来、1度も合併を
することなく平成の大合併の際も周辺の自治体が合併を
するなか自主自立をつらぬいた村です。
村民性を大切にしたい、そんな気持ちがスローガンに
表れてます。
新庄村の魅力、ぜひ現地で感じてください♪
【アクセス】
中国自動車道・落合インターから約50分
米子自動車道・蒜山インターから約20分
JR姫新線 中国勝山駅からバスで約40分