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京都祇園祭 山鉾巡行

祇園祭で、賑わう京都からこんにちは✨😃❗

本日7月17日は祇園祭山鉾巡行。
この日の前日3日を宵山といい、山鉾は豪華な懸装品で彩られ、夜には駒形提灯に灯りが点り、とても幻想的な雰囲気に包まれます。山鉾それぞれの素敵なお守りや粽(これについては後日)、手拭いなどが売られ、今とても人気の御朱印も頂けるので、沢山の人が朝から鉾町を訪れます。
15日、16日は夕方から四条通り、烏丸通を含み歩行者天国になり、沢山の夜店が立ち並び、物凄い人出になります。
京都部長、久々に(数年ぶり)その歩行者天国の人波に飛び込みました…。

2日間で約60万人…。まぁまぁもみくちゃになります。鉾が建ち並ぶ道は大変狭くなるため、歩行者も一方通行になりますので、しっかり規則は守ってくださいね!


こちらは先日骨組みだった長刀鉾。

囃子方さんたちの「コンチキチン」のお囃子に、心が踊ります。鐘を鳴らすと、鉾の外側に垂れ下がった組紐が揺れ、その景色も大変美しいものです。
16日午後10時頃からは、それぞれの山鉾から日和神楽が八坂神社へ出発し、17日の晴天と巡行の無事を祈ります。

そして本日17日午前9時から、四条通りに張られた注連縄を、長刀鉾に乗った稚児が一刀両断し、巡行がスタートします。四条通り~河原町~御池通りを通り、それぞれの鉾町へ戻ります。山鉾は直進しか出来ないめ、角を曲がるときは車輪の下に竹を敷き詰めて滑らせる「辻回し」が行われます。
屋根や鉾の前に立つお役の方々のエンヤラヤー!の合図と引手さんたちの息の合った作業で巨大な鉾が上手く動くと、拍手喝采。迫力満点です。
はい、京都部長、巡行は毎年TVです(笑)写真ありません!

因みに山鉾は、巡行が終わると即解体され、蔵に片付けます。
しかし、お祭りはこれが終わりではありません。むしろ始まりです。山鉾巡行は、夕方、八坂神社から街へお出ましあそばす神々のための、いわば露払いであるため、厄を祓い清めた山鉾に、厄が溜まらないように即解体されます。
そして清められた市内に、三体の御神輿が夕方街を練り歩き、「御旅所」に安置されます。
しかし、明日からは後祭巡行の山鉾建て!まだまだお祭りは続きます。